いじわるな遺伝子

いじわるな遺伝子―SEX、お金、食べ物の誘惑に勝てないわけ

いじわるな遺伝子―SEX、お金、食べ物の誘惑に勝てないわけ

序章 最強の敵は自分自身

第一部 太れないサイフと痩せられないカラダ
 第1章 お金――気前よくダーウィン銀行へまっしぐら
 第2章 志望――人間にエサをやらないで

第二部 欲望の列車はどこまでも
 第3部 ドラッグ――快楽への道
 第4部 リスク――遺伝子がスリルを求めている
 第5部 欲望――走れ!走れ!幸せの踏み輪の上を

第三部 恋愛と生殖
 第6章 性――女の子 VS 男の子
 第7章 美しさ――それは皮膚よりも深く
 第8章 浮気――ひとりだけを愛したいのに

第四部 家族、友人、そして敵
 第9章 家族――私を縛る絆
 第10章 友と敵――友を近く、敵をさらに近く

まとめ 消えない欲望

この本はどういった本?この問いにもっともふさわしい答えは以下だと思う。人間にプログラミングされた遺伝子の取扱説明書が本書だ。

この本をあなたの脳の取扱説明書だと思ってほしい。


人間は狩猟生活をしていたころにプログラミングされた遺伝子のままで今も生きている。現代はそのころと全く環境が違うのに同じプログラム(遺伝子)がアップデートれないまま生活しているのでメンテされていないプログラムが悪さをして、sex、お金、食べ物の誘惑に勝てなかったりする。